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よそもんVSひとりもん

Photo_2 左)kenさん 千葉県茂原市生まれ

右)mimiさん 熊本県水俣市生まれ

一見、全く縁のなさそうな2人が出会うのが、水俣である。

また偶然にも、同世代であることが判明。

kenさんは、有限会社「ガイアみなまた」で、水俣でみかんを生産・販売している。実はかなり高学歴な持ち主で、天文学科を専攻していたが、20代のとき、水俣に漂流した。

いわゆる“水俣病の支援者”という立場で分類されがちだが、本人は全くそんな風には思っていないそうで。

「支援者っていうけど、僕は何にもできなかったし、むしろ水俣の患者さんたちには何でも教えてもらったから、自分が助けられていたと思う。」

地域おこしに必要とされているのは「よそもん(よそ者)」「ばかもん(馬鹿者)」「わかもん(若者)」、と言いますが・・・kenさんの場合、明らかなよそもんで、元・わかもんで、ばかもんだったに違いありません。

(ここで言うばかもんとは、決して罵倒する言葉ではありません。既成概念にとらわれない、必要なことのためには何でもかんでもほっぽり出す、情熱タイプのことです)

で、対するmimiさんといえば。

生粋の水俣市民。3年前から水俣ガイドとして修学旅行の案内をしており、今年から当法人のスタッフとなった。

水俣で水俣市民が当団体のように妙な職種についたりするのはなかなか大変なことなので(私のように両親がヨソモンだとまた別だが)、その辺り、聞いてみると、彼女はケロっと言う。

「あたしは“ひとりもん”だからね。動きやすいのよ。誰にも咎められないし自分のやりたいことをやりたいようにやる」

今回の結論。

地域おこしに必要なのは、「よそもん(よそ者)」「ばかもん(馬鹿者)」「わかもん(若者)」、そして、「ひとりもん(独り者)」である。

MIU

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コメント

鈴木五郎さま

 ご一読いただきありがとうございます。
この一文を素敵と感じて頂ければ、鈴木様の“ひとりもん宣言(?)”の日も、そう遠くないのではないかと勝手に期待しております。

 素敵な一文、ありがとうございます。

 うが・・・・・・、自分、さすがに「わかもの」は自称できなくなり、残るは「よそもん」「ばかもん」(イエ、これも自称するものではないのでしょうが)・・・・・・そして「ひとりもん」・・・。

 この「ひとりもん」を、ケロッと言えるようになるまでには、幾星霜を要するのやら・・・。

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