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再生なるか「おれんじ鉄道」

  当法人が事務所をお借りしているのは、ご存じ「肥薩おれんじ鉄道・水俣駅」。開業の時からお世話になっています。そのおれんじ鉄道の社長が変わるそうです。昨日の新聞で取り上げられていました。
 Dscf9687 沿線の人口の減少、特に高校生が減っていることや、地域の人々が車を利用することが増えていることなどで、乗客が減り赤字が増えて苦労しています。しかし、考えてみるといったいダレが「黒字になる」と予想していたのでしょうか。もっと、言えばダレが「存続」を望んだのでしょうか。
 鹿児島・熊本両県と沿線の自治体と住民が存続を望み、支えるために大金も出費しています。でも、ソフトの面では、いつの間にか「肥薩おれんじ鉄道にお任せ!」になっていませんか?もちろん、当事者のおれんじ鉄道は、営業努力、経費の削減等々、がんばらなければいけないことは当然ですが、沿線の私たちは「のど元過ぎれば・・・」になっていませんか。
 まさか東京から来る観光客が利用すると、考えている人は居ないでしょう。福岡からの観光客も乗りません。だって、反対運動まであったのに早く遠くへ移動するための「新幹線」を造ったのですから、遠方から来る観光客はそっちに行きます。
 Dscf9684_2では乗客を増やすためにはダレに利用してもらう必要があるのでしょうか。話しは簡単です。沿線住民が利用するしかないのです。その沿線住民が「利用しにくい」「駅に降りても行くところがない!」と言って利用していないのですから、赤字が増えるのは当然です。本当にこの鉄道は必要なの?とも、思います。
 「もっと、駅に魅力を造って、お客さんを呼べ!」とか、「車両の中で魅力あるものを売れ!」も分かりますが、鉄道は基本的に移動手段です。沿線の各駅に、列車を利用して行く「目的」を創らない限り乗客は増えません。
 と、言うことで、結論は・・・各駅の周辺が元気で楽しくなるしかないのです。なぜか、水俣駅のレンタサイクルの貸し出し数は、昨年よりも100台増えています。基本的には病院通いや買い物に利用してもらっていますが、水俣病資料館やエコパークに行く方も多いようです。
 「沿線が元気になる」って、どうすれば良いのでしょうか?沿線の議会や首長が「肥薩おれんじ鉄道は、何をしているのか!」と、批判をされるようですが、そんな「自分の首を絞めるような無責任なことではなく」、おまえの地域を元気にすることをやってみろ!と言いたい。
 例えば、水俣では市役所の職員さんががんばって、地域のお菓子屋さんの協力で「スイーツなスタンプラリー」をやりました。でもイベントですから年に1〜2回のことです。例えば、こうした企画を持続的にする仲間や仕組みを創り、継続させるような取組かと思います。
 最初の出だしは市の職員ががんばったのだから、次は民間が持続させることかと思います。その仕組みと仲間づくりに、鹿児島・熊本両県、水俣市は予算を立て、牽引役の市民を支える仕組みを創ることかと思います。
 とは言え、新しい社長さん、頑張って下さい。沿線の首長、議員、住民は、文句を言うことと同時に「提案」をしませう。

 としお

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コメント

鈴木さん、当方も急ぐときや鹿児島市など遠方に出かけるときは、やっぱり新幹線に乗ってしまいます。知り合いには、新幹線建設に反対した人も多く、その人達は今でも多分、新幹線には乗らないようです。偉い!とは言え、おれんじ鉄道の乗客を増やすことは、至難の業です。ご協力を。

 隣町・出水に住む鈴木です。
「おれんじ鉄道」でブログ検索して、拝読しました。

 う~~ん、自分も今じゃすっかりおれんじ鉄道を利用しないし、水俣の町にも、すっかりご無沙汰です。
 ああ、これじゃあイカンな~と思うのですが・・・、思うだけ。

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