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東京学芸大学大泉中学校

013_2 5月は、修学旅行のシーズン。14から15日にかけて3校をMKPがコーディネートした。うち、14日大泉中学校の水俣での体験学習のひとコマ。
ワタクシあやもは、午前中は、水俣病学習を中心とする水俣環境ガイドとして、みなまたエコパーク、水俣市立水俣病資料館、熊本県環境センター、国立水俣病情報センターの案内をする。
この日は、初夏を感じる五月晴れ。今は穏やかな顔を見せる水俣湾を望む親水護岸でそこから見える風景から歴史をガイドするのだ。
親水護岸やエコパークを何も知ずに訪れると対岸の天草、鹿児島の獅子島、遠くは長崎県普賢岳を見016 渡せる波静かな風光明媚な場所であるのみ。
しかし、この土地が持つ歴史はすさまじく、多くの人々の人生を狂わせた場所でありつつも、愛しい場所なのである。
ガイドをつけずに水俣病資料館や情報センターを見学するのとガイドをつけるのでは、子どもたちに与える印象は全く異なる。教科書や書籍では読み取れない行間を学ぶことが出来る。
水俣環境ガイドは有料であるが、子どもたちにとってや学校では学ぶことができないことが学べる。頭割りすればそうたいした額ではないと手前味噌ではあるが自信を持って言える。
幸いにも大泉中学校の生徒は、先進的考えを持った旅行社(もしくは担当者)と先生により水俣環境ガイドの説明を受けることができた。
この日は、情報センターで太平洋に比較すると池のような不知火海に水銀が垂れ流されたことを航空写真019 と実際に不知火海を望むことで実感してもらった。
情報センター屋上は、初夏の太陽の照り返しでまぶしく、室内に戻ろうと誘導しかけたときに多くの生徒が私を取り巻き質問攻めにあったことは嬉しい出来事であった。
彼らの質問は、学校でしっかり事前学習をしていたことがわかるような、答える私が考えをまとめねばならない社会学的で質問者の意思を感じるしっかりとした質問内容であった。

午後からは、1グループ10人弱で水俣市山間部から市街地、沿岸部にそれぞれ散っていき、体験学習を実施。先生は2班に別れ、私は、先生3名を車に乗せて体験会場に様子を見に行く。「廃油を使った石鹸作り」「リ・グラスを使用した風鈴づくり」「水俣湾を望みながらの魚さばき」「かまぼこやさんでかまぼこづくり」「みかん農家でみかんの花の香りに包まれ時間を過ごす」等、16グループにわかれており、様子を見に行く先生も日頃体験できないことや多くの人に触れ、学校では見られない表情を生徒から見出しとても充実した時間を過ごせたという感想をいただいた。

ちなみに生徒が満面の笑みに包まれた画像はあるのだが、最近こういう画像を悪用するアホなヤツがいるらしい。だから、生徒の顔が極力写っていないものを使用しているので悪しからず。

byあやもtaurus

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