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 同志社大学 来水

07年3月22日(木) 晴れ 担当:小田 実宇


「チッソ企業が宇宙人の集まりなら良かったのに」
そんな緒方さんの言葉が印象的でした。

3月18〜21日と、京都同志社大学の和田喜彦ゼミ様の水俣研修を受入れました。
1日目に訪問した緒方正人さんのご自宅では、少人数でストーブを囲んでの、雰囲気のある“語り部”となりました。
“加害と被害の2面性のみで事件をみたくない”
“チッソの中にも人がいると気づいたとき、愛しく思えた”
など、水俣病事件を通して生まれてきた“思い”を語る緒方さんを、学生、教授、みな真剣に見つめていました。これまでの経緯、倫理観、著書などに関しての質問、意見も積極的に発言され、時間延長に至る盛り上がりを見せました。

百間排水口や水俣病資料館、歴史考証館などの見学から御所浦の患者さんのお話、エコタウンの見学など3日間を通して数々の体験をされました。水俣市役所での産廃処分場建設問題レクチャーでは、過去から繋いだ現在の水俣を知るという面でも、新鮮に、真剣に討論してくれたようです。
大学で研究を重ねて来た彼らにとって、 “本とテレビとネットの向こう側の、水俣”に直接交流できたことは、非常に良い機会であったと思います。

和田ゼミの皆様は和田先生を先頭に、闘志・・積極性みなぎっており、助かりました。
やはり、「希望してきた」という大学生と、「来たくないけれど先生が選んだ」修学旅行生とでは、全く意識が違います。いかにやる気のない子供たちの目をこちらに向けるかが、問題です。

今回は3日間違う水俣ガイドが案内をしましたが、世代、性別、経歴が、それぞれの持ち味を活かした案内ができたようです。

素敵な論文が出来上がることを期待しております。Dscf1418_2

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